壁や床には、高密度で吸音性の高い素材を使うオフィスの壁の素材が選べるのであれば、コンクリートなど密度の高い素材のほうが高い遮音性を発揮します。既存の壁が音漏れしてしまう場合は、吸音ボードを追加することで対策が可能です。より防音されるためには、ポリエステルやウレタンスポンジといった吸音性の高い素材が使われたパーテーションを選定するようにしましょう。そして、現在貼るだけで防音できる便利な商品が多いいです。窓にはツインガラスを使用防音対策に有効な窓のタイプは、ツインガラスです。ツインガラスは、室内側にある板ガラスと、室外側にある複層ガラスが使われており、さらに複層ガラスの間には特殊な金属膜がコーティングされています。複数レイヤーが重なった構造になっているため、遮音性だけではなく、断熱性にも優れた素材です。こちらの会議室には、壁一面にツインガラスを使用しています。遮音性を確保するとともに、クリアで清潔感あふれるビジュアルを維持させました。隣の部屋まで見渡せるレイアウトによって、空間をより広く演出できています。密閉されると狭く感じられてしまう会議室ですが、その閉鎖を感じさせないデザインとなっています。